こんな勉強しているのに、日本人はなんで英語を話せないのか?

 授業で英語を長い事勉強してきたのに、なぜか英語が話せる人がほとんどいないのか疑問に思ったことはありませんか?
 ちなみに筆者は英語なんて全く話せないし読めません(>_<)
日常生活で英語なんて使う事はほとんどないし、英語の文章はネットの翻訳機能を使ったらなんとかなったりします。
 そもそも英語なんて必要なのかと思うことも多いです。ただ、外国の方と仲良くなってみたいという夢だけはちょっとだけある感じですかね(^^;)
今回は、なぜ日本人は英語が苦手になってしまうのか考えてみましょう。


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〇テストのために学ぶ英語

・ユーキャン様のHP https://www.u-canshop.jp/speakmaster/reason/

 英語を話せるようになるためには、「勉強」ではなくて、英語を「話す練習」が必要なんだ。多くの日本人は、たくさんの英文法や英単語を記憶する「勉強」はしているけど、英語はあまり話せないよね。話すどころか、英語を聞いて内容を理解することすらままならない。それはなぜか?英語を「話す練習」が不足しているからなんだ。英語はあまり話せないよね。話すどころか、英語を聞いて内容を理解することすらままならない。それはなぜか?英語を「話す練習」が不足しているからなんだ。

 日本の多くの英語教育機関では、驚くほど正確な文法にこだわって、それを生徒にたたき込むことに熱心だ。それは、昔ながらの日本の英語教育の、悪しき風習の名残なのかもしれない。その結果、多くの日本人が小難しい文法の海で難破してしまっていて、とても残念だ。言語(英語)学習の目的は、まずはコミュニケーションのはずなのに。

 確かに納得です。日本のことわざで例えるなら、一見は百聞に如かずってやつですかね。百回文章を読むより実際に日本語話せない人と話してみろって感じですか。
 確かに、こんな長い事、英語の授業を受けてきたけど英語の楽しさってさっぱり分からなかったですね。別に海外に行く予定とかもなかったんで学ぶ意欲もわかなかったですし。


・講談社様の調査 純ジャパ1,000人に聞く、「インバウンド2000万人時代のおもてなし英会話力調査」

 留学や海外生活の経験がなく、日本の学校で英語を学んだ人のことを「純ジャパ」と呼びます。株式会社講談社(代表取締役社長・野間省伸)では、この純ジャパの20代~60代男女1,000人を対象に、外国人とのコミュニケーションに欠かせない英会話力についてのアンケート調査を行いました。

<純ジャパの英会話力、半数はほとんど話せない小学生レベル>
・自分の英会話力、半数近くが「ほとんど話せない」(43.5%)し、話す力は「小学生レベル」(49.9%)。

・「話すことも聞くことも問題なくできる」英会話力のある純ジャパはたった2.5%。話す力が「仕事ができるレベル」なのも2.2%。

・中学時代の英語の授業、62.7%が「楽しくなかった」。その理由は「授業がつまらない」し「文法ばかり」だったから。

 問題なく話せる人って2%程度しかいないんですね!衝撃です(^^;)
ちなみに、高校卒業まで英語の授業時間をざっと計算してみると。

小学校で35コマ*45分=1575時間
中学校で140コマ*50分=7000時間
高校では学科の違いがあり一律ではないが、中学の時と同じと仮定して7000時間

高校卒業までに、1575+7000+7000=15,575時間学習しても(大学生ならもっと)たった2%程度の人しか英語が話せないようなら、英語の授業時間を増やしたところで多分効果がないように思います。
今のままなら、英語の授業が無駄な時間になってしまっているので、学習内容を大きく変えるか、英語を捨てて別の分野に時間を割いた方がよっぽど効率的に思えてきます。


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〇英語は世界1使われている言語

言語と世界人口(2021年推定) https://www.internetworldstats.com/stats7.htm様のデータより

言語人口 割合
英語 15億3,118万人 19.6%
中国語 14億7,714万人 18.9%
スペイン語 51億666万人 6.6%
アラビア語 4億4,757万人 5.7%
ポルトガル語 2億9,094万人 3.7%
インドネシア語     /マレーシア語 3億0,633万人 3.9%
フランス語 4億3,150万人 5.5%
日本 1億2,648万人 1.6%
ロシア 1億4,593万人 1.9%
ドイツ人 9億865万人 1.3%
世界合計 77億9,662万人 100.0%


言語別のインターネットユーザーのトップ10言語(2021年推定)

ネット使用言語人数 割合
英語 11億8,645万人 25.9%
中国語 8億8,845万人 19.4%
スペイン語 3億6,368万人 7.9%
アラビア語 2億3,742万人 5.2%
ポルトガル語 1億7,175万人 3.7%
インドネシア語     /マレーシア語 1億9,803万人 4.3%
フランス語 1億,5173万人 3.3%
日本 1億1,863万人 2.6%
ロシア 1億1,635万人 2.5%
ドイツ人 9,253万人 2.0%
世界合計 45億8,558万人 100.0%


 世界では、英語を話す割合が多く、重要な言語であることが分かります。
また、インターネットでの使用言語でも多くが英語であり、世界中と繋がりやすいネット環境において情報を得るにも、交流するにも英語は必須の言語となっているようです。

 前々から思っていたのですが、海外に友達、願わくば異性の友達がいたら、きっとめっちゃ勉強したと思います。英語を使う機会がないものなど興味をもてないので、英語の授業ではチャット等のネット技術を使用し、多くの海外の学生と友達になれた人を評価してみるとか今までとは変わった取り組みをしてみたら日本人の英語力向上にに大きく貢献するのではないのかなと思いました。

 首相官邸HPを見ても、ネイティブな英語を話す英語の教師の方はあまり多くないように感じます。英語の必要性を感じるために、授業でも最初はゲームしたりアニメやドラマを見たりして英語圏の文化に触れてみたりするのはいいきっかけになるかもしれませんよ~。
 いつか、日本人が海外の人とも気軽に英語で会話できるようになるといいですね。

最後までみてくれてありがとうございました(^o^)

食の疑問!栄養素って食べたらちゃんと吸収されてるの?

 最近では、日本でも世界でもヴィーガンや果物生活の人、ベジタリアンや1日1食か2食の人、3食きちんと健康的に食べましょうなど、ほんと情報が錯乱しています。もはや軽い宗教の教えのような錯覚におちいったりします。
 
 皆さんは、毎日健康に気を使い食事をとっていますか?「酒は百薬の長」なんていいますが、最近では、時の権力者が住民をコントロールしやすいように作った言葉って言われていますよね。何が本当なのか分からない時代です。気になったものを試してみて自分の身体に合うことを探してみてはいかがでしょうか?

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〇食事の定義とは?

 食べ物からは栄養を摂取することができ、それは人が生きていくうえで極めて重要な役割を果たします。たとえば、体をつくる元となったり、体を動かすエネルギーの原料となったり、あるいは、体の調子を整えたりといった具合です。
 つまり、これらの役割を果たす食べ物をバランス良くとることが、いわゆるバランスのとれた食事だというわけです。そして、バランスのとれた食事は健康の保持・増進や生活習慣病の発症予防・重症化予防などに役立つとされています。

 言ってることはなんとなく分かるのですが、体に必要な役割を果たす正しい食べ物ってホントに分かるのでしょうか?突き詰めると、最終的には昆虫等ががいいらしいですよね。ちょっと遠慮したいですが。(^^;)
 多様化する食事文化のもと、現代での正解を導きだすにはとても難しいと思います。


〇従来からの理想の食事

 18〜69歳までの男性で身長も身体活動レベルも普通以上の人を想定すると、1日で摂取する適切なカロリーは2400〜3000kcalで、健康のためにはまず、1日3食きちんと食事をすることが大事です。また、主食・主菜・副菜2品・汁物からなる、一汁三菜と呼ばれる和食スタイルが理想的だとされています。

 朝食は1日の活動エネルギーを確保する意味合いからも、主食1.5つ、副菜1つ、主菜1つ、牛乳1つ、乳製品1つ、果物1つ程度がベストです。昼食は、栄養バランスを考慮して、主食2つ、副菜2つ、主菜2つ、牛乳・乳製品2つ・果物1つといったところです。夕食は1日のバランスを整えるために、主食2つ、副菜2つ、主菜2つという具合になります。

 現代社会からすると無理ですね。品目多すぎてめんどくさそうだし、食べ過ぎだと思うのは自分だけでしょうか?それに、食事の話って、なんかカロリーとか栄養をバランスとかこだわってる割りに根拠が胡散臭い感じがするんですよね(^^;)

 食べ物と汁物一緒に食べると、胃液が薄まって胃腸に悪いって言っている人もいたりするし。
乳製品は日本人には合わないし、カルシウムを逆に奪われると主張する人もいたりするし。
1日3食も食品業界が作り上げたものだって話もあります。量も食材も多すぎるから2食の方がいいって主張する人もいますよね。

 イメージでこうって言ってる気がしてあまり気が進みません。話によると、理想の食事の基準は戦後に急いで作ったやつをそのまま現代でも使ってたりするとの噂もあり。

 筆者は、食事をして栄養素を取り入れても、その何パーセントくらい人体に吸収されているのか解明されてないのが問題だと思います。そのせいで、飲んだら健康になれると言われているサプリや健康にいい水みたいな商品が毎年のように生まれてる訳で(消費者庁クレーム案件)
 食べ物自体の栄養素だけではなく、身体の中の細胞や微生物の働きでどんな栄養分として体内に吸収されるのかの方が大切なんじゃないかと思います。


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〇果物とナッツだけで生きている人

 中野瑞樹さんですね。マツコさんのの番組に出て話題になっていました。10年以上も肉も穀類も野菜も口にしておらず、お水もお茶もお酒も全く飲んでいないそうです。「フルーツは完全食である」と書いてある本に衝撃を受けて自らの身体で実験されているようです。
 本人も言っていますが、フルーツの食べ過ぎはダメというのはデータをもとに言っているワケではないようです。影響力がある方がフルーツは甘いから太ると言われたのでしょう。それで信じる方もいますからね。現代では、糖尿病の方にもオススメされています。

 余談ですが、高校の時の家庭科の先生が、私はフルーツは太るから良くないと言ってました。
高校生ながら、家庭科の先生なのにそんなこと言っても大丈夫なのかと思いましたよ(^^;)
真実かどうか分からないし、生徒には、実家が果物農家の人もいるのにホント配慮が足りていない先生ですよね。


〇腸内細菌について

 中野瑞樹さんが世間からビックリされたのは、果物だけで10年以上も生きていることと、腸内に窒素をタンパク質に変える菌が検出されたことですよね。この菌は中野瑞樹さんだけにいるわけではなく、パプアニューギニアの山に住んでる方からも検出されてたと思います。

 では、人類以外の動物はどうなんでしょうか?特に、ゴリラなどは人類に近く草食動物でありながらかなりムキムキしています。現代栄養学ではきっと説明できないでしょう。

 私たち人間は、肉や大豆などに含まれるタンパク質を利用して、筋肉や肌、髪の毛や爪を作っています。(一部例外を除く)それでは、草しか食べない草食動物は一体どのようにしてタンパク質を確保しているのでしょうか?草食動物のお腹(胃)に住んでいる微生物が、「窒素化合物」を利用してタンパク質を作り出してくれるのです。(腸内フローララボ様のHPより)

 日本人も江戸時代くらいまでは1日2食の雑食ですが、ほぼ草食民族です。
もしかすると、全員ではないかもしれませんが、中野瑞樹さんのように果物だけで生きていける遺伝子を持っていたりするのかもしれませんね。

 食事に対する考え方はそれぞれです。栄養素ばかり気にせず、必要な栄養素はきっと身体がどうにかしてくれると信じて、楽しい食事をとりたいですね。

最後まで見てくれてありがとうございました(^o^)

自殺と日本の環境!なぜ死ななければならなかったのか?自殺大国日本

 今日のテーマは自殺についてです。周囲で自殺する人は想像以上に増えてきます。
自分の周りでも、最近では、毎年のように同僚が亡くなっているし、お客さんや取引先でもなんであの人がと思うような方が自ら命を絶ってしまっている状況です。

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フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
 自殺(じさつ、英: suicide)とは自分自身を殺すこと。自害、自死、自決、自尽、自裁、自刃などとも言い、状況や方法で表現が異なる場合がある。
 
 世界保健機関(WHO)によると、世界で2016年時点で約80万人が毎年自殺している。世界の自殺の75%は低中所得国で起こり、自殺は各国において死因の10位以内に入り、特に15 - 29歳の年代では2位になっている(2016年)と報告している。
 
 様々な事情が絡み合って自殺する場合が多い。高所得国における主な理由は精神疾患(特にうつ病とアルコール乱用)であり、ほか金銭的問題、人間関係の悩み、病気による慢性痛などがある。

 WHOは「自殺は、そのほとんどが防ぐことのできる社会的な問題。適切な防止策を打てば自殺が防止できる」として、世界自殺予防戦略を実施している。このようなWHOに準ずる形で、各国で行政・公的機関・NPO・有志の方々による多種多様な自殺予防活動が行われている。


〇日本における自殺の状況

警察庁のホームページより https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jisatsu.html

令和2年の自殺者数は21,081人、男性は11年連続の減少、女性は2年ぶりの増加
令和2年の自殺死亡率は16.7 注)「自殺死亡率」とは、人口10万人当たりの自殺者数をいう。

・自殺の原因・背景について 
自殺の多くは多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な要因が連鎖する中で起きている。 
原因・動機が明らかなもののうち、個々の要因別にみると、その原因・動機が「健康問題」にあるものが10,195人で最も多く、次いで「経 済・生活問題」(3,216人)、「家庭問題」(3,128人)、「勤務問題」(1,918人)の順となっており、この順位は前年と同じである。

・年代別 2020自殺者内訳

自殺者 割合
10代未満 0 0.0%
10代 777 3.7%
20代 2,521 12.0%
30代 2,610 12.4%
40代 3,568 16.9%
50代 3,425 16.2%
60代 2,795 13.3%
70代 3,026 14.4%
80歳以上 2,305 10.9%
不明 54 0.3%
21,081 100.0%


・年代別 2020人口(単位:万人)

人口 人口比率
10代未満 1005.5 7.9%
10代 1135.1 8.9%
20代 1287.6 10.1%
30代 1468.2 11.6%
40代 1875.9 14.8%
50代 1638.6 12.9%
60代 1599.7 12.6%
70代 1591.2 12.5%
80歳以上 1106.3 8.7%
12708.1 100.0%


・年代別 2020自殺者割合数 ※仮に40代と同じ人口の場合

割合数
10代未満 0
10代 1,284
20代 3,673
30代 3,335
40代 3,568
50代 3,921
60代 3,278
70代 3,567
80歳以上 3,908
26,534


・年代別 2020死因割合 (厚生労働省の死者数データ/警察庁の自殺者数データ)

死因自殺 世代死者
10代未満 0.0% 2,285
10代 46.0% 1,690
20代 56.9% 4,429
30代 35.8% 7,293
40代 16.4% 21,778
50代 7.2% 47,307
60代 2.5% 113,434
70代 1.1% 286,164
80歳以上 0.3% 887,727
1,372,107

 自殺者の年代別のデータを基にした表です。自殺者割合では40代~50代が多い傾向にあります。
40代人口に他の世代の人口を合わせた場合だと、50代が多いのには変わりませんが、20代から80代以上まであまり変わらないくらいの比率で高いことが分かります。

 死因別自殺割合で見てみると、圧倒的に10代から30代の割合が高いです。他の指標と比べても異常な数字が出ているのが分かります。特に20代は、死亡者の半数以上は自殺で亡くなってしまっているなんてかなり異常な状態だと思います。

 10代から30代までの自殺では、会社や学校での人間関係に疲れてしまっている人が多いんじゃないでしょうか。40代から80歳以上では、人間関係の疲れももちろんありますが、健康状態だったり、家庭内の原因で自殺されている方が多いのかなというイメージを持ちました。
 
 カトリーヌ・ヴィダルらは、失業時や離婚時に男性の方に負荷が集中しやすいことを指摘しています。失業や離婚をした場合、女性であれば家族や社会の状況に組み込まれて保護されるのに対し、男性は社会的に孤立を余儀なくされると指摘されているようです。
 
 確かに、自分の周りで自殺した方の半数は、離婚して子供を引き取っている男性でした。男性側には、社会的にも支援も少なくなく理解者もなかなか出来づらい環境になっているのかもしれませんね。

nippon.com様のホームページより
先進7カ国+韓国の15~34歳の死因上位3位  自殺の欄の()は自殺率

1位 2位 3位
日本 自殺(16.3) 事故 がん
フランス 事故 自殺(7.9) その他
ドイツ 事故 自殺(7.5) がん
カナダ 事故 自殺(10.6) がん
米国 事故 自殺(14.1) 殺人
英国 事故 自殺(7.4) がん
イタリア 事故 がん 自殺(4.1)
韓国 自殺(16.3) 事故 がん
 出所 : 厚生労働省「自殺対策白書」/フランス2014年、カナダ2013年、それ以外は2015年のデータ


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〇次に自殺を思いとどまった理由を参考にして、なぜ自殺を決断してまったのか理由を考えてみましょう。

自殺についてアンケート調査を行った公益財団法人日本財団によると、以下の要因で自殺を思いとどまったとしている

(1)我慢:自殺を本気で考える時間は、長くて数十分程度とされている。この時間を我慢すれば乗り切ることができる。

(2)家族や恋人、親しい人が悲しむ

(3)将来を楽観視:人生、生きていればなんとかなる

(4)自殺しようとして失敗した:自殺未遂の結果、半身不随や脳障害など、その後の人生に関わる障害になる場合も多い。最悪、自殺も出来ない状態に置かれる。

(5)相談して説得された

統計数理研究所の岡檀は日本で最も自殺の少ない海部町についての研究もしており、自殺が少ない町での以下の5つの特徴を上げている。

(1)人は人でいろんな人がいたほうがよい(多様性を尊重)

(2)人物本位主義で、リーダーは問題解決能力や人柄を重視し、グループを作っても入退会が自由でイジメなどの悪い慣習ができない

(3)自己肯定感が高く、政治参画にも積極的で自分たちで問題を解決しようという意欲がある。(自己有用感と問題解決力がある)

(4)助けを求めよ、病は市に出せ:なにかしら問題があった時は、ほかの人と相談する傾向がみられ、相談した相手も押しつけず人を尊重する。うつ受診率も高く、軽度の段階で受診する。

(5)人と人のつながりが薄い。他人は他人であり、深いつながりは構築せず、淡白で放任主義。困ったらアドバイスなどの過不足のない援助を行う。

 以上の自殺を思いとどまった理由、自殺をしにくくなる環境の2方面から分かることは、自殺しようと思っているときに一人であり周りに相談できる相手がいない。他の人のことを考えることが出来ないほど追い込まれている。などの場合には非常に危険ということが分かります。
 
 自分の所属しているコミュニティー(学校・職場・家庭・グループ等)があまり多様性を認めない集団であったり、今の日本のように職や学校を辞めてしまうと人生終わってしまうような環境にいることも危険です。肉体労働で身体を壊し会社を退職しても、ハローワーク等で、肉体労働の職やスキル習得ばかり斡旋されるようでは再スタートは難しいでしょう。
 
 どんなコミュニティーであれ、気軽に離れることができ、ほとんどデメリットなく再出発さえ出来れば半数くらいは自殺を減らすことが出来るのではないでしょうか。自殺は他の死因と違い、事故や病気等の寿命で亡くなる訳ではありません。これからは身近な人が自殺で亡くなったということがなければ幸いです。


最後まで見てくれてありがとうございました!





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